『子どもの気持ち』
子どもの気持ちって、考えたことありますか?
もちろん、分かってる。え?分かってると思う。分からない。と、色々な答えが返ってきそうですが、今回紹介する本は、最近のニュースでも聞こえてくる、子どもの不登校における、子どもの気持ちについて書かれている本です。
子どもが何を考えているのか?が、子のタイプ別に紹介されていて、それに向き合う親の気持ちの持ち方や、考え方、関わり方のコツが満載で、私自身救われました。
子どもの為にと思って、繰り返していた発言も、良かれと思って、していたアドバイスも、実は、子どもの為ではなく、一方的な自分の思いの押しつけでしか無かったこと、本当の意味で、寄り添っていなかったこと。それに気づかされた本でした。
この本を読み終えたころには、子どもが愛おしくて、共に頑張ろうと思えます。 今野陽悦先生の言葉に、『たとえ今は、お子さんの状態が不登校やひきこもりであったとしても、親御さんがきちんと学ばれて適切な関わりを実践していけば、その状態は解決していく』と確信されています。
絶望すら覚える出来事にも、希望を与えてくれ、日々子どもの事を想って、頑張っているあなたの心を、ホッとさせてくれる、そんな1冊です。