旅する本

本の中でならどこへでも行ける。

身近な町から、まったく新しい世界まで、あなたを案内してくれる本たち。

阿房列車

内田百閒 著/筑摩書房

1188円

「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。役に立つこと、ためになることはひとつもせず、借金まみれなのに一等車に乗り、先生の旅は続く。こんな旅もありかもしれない、ユーモアたっぷり紀行文学の傑作。

漂流物

デイヴィッド・ウィーズナー 著/BL出版

1944円

海岸に流れ着いたカメラのフィルムを現像してみれば、そこには見たこともない海中の生物たちの世界が。さらに1枚の人物写真があり…。身近なところに、新しい世界への扉はあるのかもしれないと思わせてくれる1冊。海辺を歩くのが楽しくなります。

さがしもの

角田光代 著/新潮社

529円

「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。本もいろんな人の手から手へ、旅をしています。

うつくしい人

西加奈子 著/幻冬舎

535円

単純なミスがきっかけで、会社をやめた百合。発作的に旅立った離島のホテルで出会った二人と、ホテルの図書室で写真を探すことに。片っ端から本をめくるうち、百合は自分の縮んだ心がゆっくりとほどけていくのを感じていた―。旅先での出会いが、時には人生を変えるかもしれません。

ミスターワッフル!

デイヴィッド・ウィーズナー 著/BL出版

1728円

黒猫のワッフルは、毎日退屈しています。ご主人が次々と買ってくるおもちゃにも、ちっとも興味がわきませんが、ある日格好のおもちゃを見つけて…。家でのんびりしている猫たちにも、実はこんな出来事が起こっていたりして。

アンダーアース・アンダーウォーター

アレクサンドラ・ミジェリンスカ/ダニエル・ミジェリンスキ 徳間書店

3456円

地面の下の世界と水中の世界―ふだんは目にすることのできない、わたしたちの足もとにあるたくさんのものをとりあげた絵本です。赤い「アンダーアース」の表紙からは、地面の下の世界。青い「アンダーウォーター」の表紙からは、水の中のいろいろ。丁寧なイラストたっぷりで、大満足です。

世界をまどわせた地図

エドワード=ブルック・ヒッチング 著/日経ナショナルジオグラフィック社

2916円

アトランティス、悪魔の島、エルドラド、南方大陸、朝鮮島…。地図に描かれ、かつては実在すると信じられていた土地や国、島々を紹介。神話や伝説、はたまた名誉やお金のための嘘から生まれた幻の世界を覗いてみませんか?貴重な図版や美しい古地図も必見です。

ふだんの金沢に出会う旅へ

主婦の友社

1620円

地元の人が愛するお店に行ってみたい。暮らす人の目線で金沢を旅してみたい―。そんな思いに応える167店舗を収録。ほかのガイド本とは違った金沢の魅力がぎゅっと詰まった1冊です。

古地図で楽しむ金沢

本康宏史 著/風媒社

1728円

歴史都市としての金沢、その江戸から近代までを古地図から読み解いていくと……。普段目にしている何気ない街並みも、その裏にある歴史を知るとまた違った表情を見せてくれます。

美しいものを見にいくツアー ひとり参加

益田ミリ 著/幻冬舎

1404円

一回きりの人生。行きたいところに行って、見たいものを見て、食べたいものを食べるのだ。ツアーに申し込めば、どこにだって出かけられる!ひとりでも旅をしてみたい人に、そして旅に限らずやりたいことがある人に、やってみればいいよ、と背中を押してくれるような本です。

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