「年男・年女」を読む

2019年は亥年。

亥年生まれの作家の本を読んでみませんか?

トニオ・クレエゲル

トオマス・マン 著/岩波書店

562円

ノーベル賞作家トーマス・マンは1875年6月6日生まれ。『トニオ・クレエゲル』は文学、そして芸術への限りないあこがれを抱く一方で、世間と打ち解けている人びとへの羨望を断ち切ることができないトニオの葛藤を描く自伝的小説です。同級生作家は柳田邦夫など。

心に太陽を持て

山本有三 著/新潮社

594円

山本有三は1887年7月27日生まれ。『心に太陽を持て』は人間はどう生きるべきかを、やさしく問いかけ、爽やかな感動を与える世界の逸話集。ストレートに胸に届く文章で子供向けに書かれた本ですが大人にもお勧めです。同級生作家には折口信夫、ヨゼフ・チャペックら。

掌の小説

川端康成 著/新潮社

961円

日本人初のノーベル賞作家川端康成は1899年6月14日生まれ。 『掌の小説』は短編小説よりも更に短い掌編小説が122篇収録されている。20代から約40年に渡って書き綴られた川端文学の精華。儚く、残酷で、怖ろしく、美しい。すごい作家です。同級生作家には島田清次郎、宮本百合子、エーリッヒ・ケストナー、ホルへ・ルイス・ボルヘスなど

あら、もう102歳 俳人金原まさ子のふしぎでゆかいな生き方

金原まさ子 著/草思社

756円

俳句界で「不良少女」と呼ばれた金原まさ子は1911年2月4日生まれ。49才で俳句を始め、100才で始めたブログで一日一句俳句を発表して話題になりました。奇抜は発想から生まれる句は読めば読むほどにクセになる、おもしろい句がいっぱいです。同級生作家には岡本太郎、柴田トヨ、花森安治など。

思考の整理学

外山滋比古 著/筑摩書房

562円

外山滋比古は1923年11月3日生まれ。 「思考の整理学」は東大・京大の生協から火がついて225万部を超えるベルトセラーに。自分の頭で考え、自力で飛翔するためのヒントが詰まった学術エッセイです。 同級生作家には池波正太郎、司馬遼太郎、遠藤周作、佐藤愛子、田村隆一ら。

ナポレオン狂

阿刀田高 著/講談社

605円

ショートショートの名手、阿刀田高は1935年1月13日生まれ。 自らナポレオンの生まれ変りと信じ切っている男、はたまたナポレオンの遺品を完璧にそろえたいコレクター。その両者を引き合わせた結果とは? 『ナポレオン狂』は第81回直木賞を受賞した短編集です。同級生作家には倉本聰、畑正憲など。

書くことについて

スティーブン・キング 著/小学館

864円

第一線を走り続ける作家スティーブン・キングは1947年9月21日生まれ。 『書くことについて』は苦闘時代からベストセラー作家となるまで自らの体験に照らし合わせて綴った自伝的文章読本。キング流小説の書き方はさすがベストセラー作家と唸ること間違いなしの一冊です。同級生作家には北方謙三、金井美恵子、立松和平、又吉栄喜など。

新世界より

貴志祐介 著/講談社

788円

貴志祐介は1959年1月3日生まれ。 構想期間30年、1000ページを超えるSF大作『新世界より』は1000年後の日本を舞台にしたディストピア小説です。「病的に美しい日本(ユートピア)」はわずかな歪みも許されない・・・。読めば読むほど引き込まれていく作品です。同級生作家には畠中恵、有栖川有栖、原田宗典、藤沢周など。

銀河鉄道の父

門井慶喜 著/講談社

1,728円

門井慶喜は1971年11月2日生まれ。 『銀河鉄道の父』は父の視点で語られる息子宮沢賢治を描く、新しい賢治像が新鮮で印象的です。第158回直木賞受賞作です。 同級生作家には桜庭一樹、伊藤たかみ、三上延、本多孝好ら。

ベルリンは晴れているか

深緑野分 著/筑摩書房

2,052円

深緑野分は1983年生まれ。『ベルリンは晴れているか』は第二次世界大戦後のドイツを舞台にした歴史ミステリー。ぐいぐい読ませる文章に圧巻のラスト、頭の中がこの本でいっぱいになります。同級生作家には青山七恵、島本理生、市井豊、円居挽ら。

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